嵐の二宮和也主演の映画『硫黄島からの手紙』を久しぶりに見ました。2006年に公開された太平洋戦争の一部を描いた映画で、好きで何度も観賞していますが、最近Netflixで配信が開始されたので久しぶりに見てみました。
日本史の知識が浅い私がいうのも何なんですが、日本の史実を後世に残すべく作られた映画の中でも、とりわけ素晴らしい作品だと思います。
日本の硫黄島が舞台になっているので基本的には日本視点で描かれているのですが、作中には米兵とのやりとりもちょいちょい出てきます。国は違えどみんな境遇は同じで、故郷には家族があり、自分の帰りを待っている…。
この映画はクリント・イーストウッド監督が手掛けた作品で、同年に上映の「父親たちの星条旗」と対になって公開されたものです。イーストウッドが監督をしているだけあって、日本人視点に偏りすぎていないのかもしれません。(それにしてもイーストウッドはアメリカ人なのにここまで日本の軍人を忠実に再現できてるのすごい。。)
そんなことを感じつつ映画を見ていたら、硫黄島という孤島に興味がでてきました。この島に訪れ、観光することは一般的に可能なのでしょうか?可能ならば行ってみたいと思い、調べてみることにしました。
▼硫黄島は日本に2つある
実は、そもそも日本には「硫黄島」という名前の島が2つ存在します。1つは東京都小笠原村の硫黄島、もう一方は鹿児島県鹿児島郡三島村の硫黄島です。激戦地であり、映画『硫黄島からの手紙』の舞台となったのは、小笠原村の硫黄島の方。
まさか「硫黄島」という名の島が2つもあるなんて非常に驚きです。鹿児島県の方は人も住んでいて、人口120~130人ほどだそうです。自然や文化財に囲まれ、温泉もあるようです。こちらも気になります。
▼硫黄島に行く方法(小笠原村)
小笠原村観光協会のホームページによると、現在の硫黄島は、民間人が自由に訪れ、観光することはできないようです。
2つほどツアーを見つけたので調べてみました。
①小笠原海運主催「硫黄三島クルーズ」
年に一度開催されているクルージングツアー。このツアーの中で、硫黄島の外観を眺めることが可能です。南硫黄島・硫黄島・北硫黄島の3島を1泊で巡るツアーですが、このツアーの中ではどの島にも上陸はできないようです。
②阪急交通社主催「世界遺産小笠原と硫黄島・西之島周遊チャータークルーズ6日間」
小笠原周辺を豪華にクルージングするツアーで、こちらのツアーでもやはり硫黄島は周辺をぐるりを見るだけで、降り立っての観光はできないようです。しかし、小笠原・父島には上陸しての観光が可能とのこと。
▼まとめ
他にも色々調べてみましたが、やはり硫黄島に個人的に訪れることはできないようです。(残念!)ツアーも年に数回と回数が限られていますから、参加する場合には予めよく情報収集をしておく必要がありそうですね。
軍事的な都合が色々とあるかと思うので、個人的に観光できないのは仕方ないとして、今後需要が増えて、ツアーの回数や内容も充実していったらいいなあと思いました。いつか私も参加してみたい…!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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