自分の為に生きていたら全然楽しくなかったので他人の為に生きてみようと思った話
人から認められることを生きがいにしていたことがあります。
成功して、認められると気持ちが満たされました。
でも満たされるのはその瞬間だけ。周囲の期待を裏切って失望されたり、嫌われたりするのが怖くて、いつも人の顔色を伺いながら過ごしていました。
この時期は、プレッシャーによるストレスで押しつぶされそうになっていました。
ある転機があって、プレッシャーの原因となっていた人から、物理的に離れることになりました。いい機会だと思って、これからは人の目を気にすることはやめて、自分のために生きることにしたんです。自分の心地よいこと、好きなことだけに触れるようにしようと思い始めました。
そこから数年間、
自分のためにならないこと、
自分がイヤなもの、
苦手だと感じる人やものを避けつづけました。
自分が心地よいと思う範囲内でしか生きていませんでした。
さらに「ストイック」であることを生きがいにして、怠惰なこと、好きだけど自分のためにならないと思うことを淘汰していきました。
自分の価値観という殻にこもり、新しいものは受け入れず、無駄なものを取り除いていく…。
狭い価値観の中での生活。
自分に合わないものに触れると嫌悪感を抱き、その度にエネルギーも消耗します。価値観に沿わないものを避け続ける生活は、とても窮屈で、疲労感が募りました。
「人の顔色を伺い自分を押し殺して生きる」のにも、「自分の価値観を一番としてイヤなものを避けながら生きる」のにも疲れてきました。
そしてこのとき、どちらの生き方も、結局は自分を最優先した生き方だったということに気付いたんです。
自分のためだけに生きる人生とは、なんて楽しくないんだろう。
それではいっそのこと、人のために生きてみようか、と思ったのです。
恥ずかしながら、人生で初めて人の為に生きてみようと思い始めました。
でも、人のためになることってなんだろう…?
ただ時間やお金を人に費やすことではない…
自分を犠牲にすることでもない…
人のためとはいえ、見返りを求めてはいけない…
自分にできることで、人の役に立てること、喜んでもらえることは何だろう?
考えてもすぐには見つかりませんでした。
きっとこれを考えるのが難しくて、簡単には答えが出ないものなのかもしれません。
でも、日々考えながら過ごすだけでも、人生変わってくるんじゃないかなと思いました。
現に人のためを考えているときは、意識が外を向くので気持ちが前向きになるし、視野が広がる気がしています。
自分のための人生から、人のために生きるという第二ステージへの決意表明として書きました。
駄文ですが、読んでいただきありがとうございました。それではまた^^
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