こんにちは。
私は昔から血液型について調べることが好きで、性格診断だとか相性占いなんかをひたすらネット記事を読み漁ったり、血液型別の取り扱い説明書という本を買って読んだりしていました。
ただ、血液型で性格や趣向が区別できるという科学的・学術的な根拠はない、という話は有名で、性格診断や相性占いなどは単なるお遊びに過ぎないのだと、多くの人が思っていると思います。
これだけ科学技術が発展している時代でありながら、血液による性格の区別を証明する根拠が見つからないということは、きっと我々の体内に流れている血自体は、きっと性格の形成には関係していないのでしょう。
しかし私は、科学的な根拠がないとしても、血液型が人々の(とりわけ日本人の)性格形成に何らかの影響を与えているのではないかと信じています。
どういうことかというと、流れている血液の種類ではなく、「私は~型である」という思い込みが、その人を血液型の性格たらしめているのではないか、ということです。
例えば、A型の人は一般的に「几帳面」だとか「真面目」だとか言われていますが、実際の血液型がA型だからそのようになったのではありません。「あなたはA型ですよ」と親などから言い渡され、A型として生きていく中で、無意識に自分でA型の性格の特徴に近づけていってしまうのです。
これを心理学的には「インプリンティング」と呼び、「A型は真面目だ」と言われると、それが心に刷り込まれて忘れられなくなるのだそうです。
つまり、「A型は真面目だ」と一般的に言われていることがそのまま自分の考えとなり、自分自身もそのとおりになっていくということです。
なので、自分がA型であるにもかかわらず、幼い頃から「あなたはO型ですよ」と刷り込まれていたら、その人はO型の性格としてよく特徴付けられる「おおらかな人間」に育つかもしれません。
ただし、私は後天的な刷り込み(インプリンティング)説支持派ですが、血液型の性格形成が生まれながらの先天的なものであると主張する研究者がいることも確かです。
血液型の性格形成が先天的なものなのか、それとも後天的なものなのか、明らかになるのはもう少し先かもしれません。そもそも血液型の種類で個人の性格を左右しうるものなのかどうかもわかりませんが、それをはっきりさせてしまうと血液型差別はもちろん、人種差別にまで発展する可能性もあるかと思います。この議題については、グレーゾーンのままにしておくのがよいのかもしれません。
ちなみに私はB型です。(ぼそっ)
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